贈り物の予算が1万円を超えると「物」をあげるのは難しいですよね。あげる側からすれば丁寧に吟味を重ねて選んだ物でも、もらった側からすると全く不要な物だったりします。
だから1万円以上の贈り物には相手が好きな商品を選べるカタログギフトが便利。でもカタログギフトだってセンスが問われます。
相手に合わせて選ぶのも良いですが、自分らしいカタログギフトを贈って「らしさ」を伝えるのもひとつ。
今回、実際にダンチュウのグルメギフトカタログCCコースを結婚内祝いとして頂きました。
ダンチュウカタログギフトは全部で5種類ありますが、CCコースは16,000円(税抜)のコースです。
食べることが好きな彼女らしいセレクトだなと微笑ましくなりました。
気になるのはカタログギフトの中身ですよね。詳しくレビューしますので是非最後まで読んでください。
目次
ダンチュウグルメギフトカタログが届いた!
ある日、何の連絡もなくカタログギフトが届きました。送付状には「dancyu」の文字。依頼主は最近結婚した友人からでした。
先日結婚祝いを贈っていたので内祝いだと直感。早速中を開けてみます。
優しいサーモンピンクの包装紙です。
裏はこんな感じ。セロハンテープで留めてありました。
包装紙を外すと「御礼」ののしが掛けられたカタログギフトが姿を現しました。
のしを外してみます。木箱入りで豪華な雰囲気です。
いよいよ箱を開けます。
ダンチュウグルメギフトカタログCCコースです。
カタログギフト本体を取り出してみましょう。
ブラックの背景に艶やかな鯛がどーん!迫力があってとてもおめでたい感じの表紙です。
こんなにめでたさを感じるカタログギフトは他にないのではないでしょうか。
箱を開けただけで幸せな気持ちに包まれました。
ただひとつ。箱を開けたときのことですが…。
ちょっとわかりにくいですがメッセージカードが逆さまになっていました。
配送中にずれて逆さまになってしまったのでしょうか?それとも最初からでしょうか?
どちらで購入したのかわかりませんが、たまたまだと信じたいところです。
ちなみにダンチュウカタログギフトを企画している会社が運営しているアンティナギフトスタジオの公式ショップで買うとラッピングはこんな感じです。
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ダンチュウカタログギフトCCコースの中身
気を取り直して、中身を見ていきましょう。
ダンチュウカタログギフトCCコースは税抜きで16000円。1000円分がシステム手数料だとすると15000円相当の商品が掲載されていることになります。
こちらが目次の写真。
商品は4つのカテゴリに分かれて紹介されています。
- 美食探訪
- 美味探々
- 美味逸品
- 道具厳選
どれもタイトルが似ているのですが、微妙に少しずつコンセプトが異なるようです。
まず最初の美食探訪には特におすすめしたい知られざる名品が掲載されています。
見開き1ページをたっぷり使って1つの商品を紹介。
こちらは普通の干し柿やあんぽ柿とは見た目からしてまったく違う御前白柿。源頼朝が「蜂の蜜のように甘い」と絶賛したことが名前の由来となっている美濃の「堂上蜂屋柿」で作った絶品干し柿だそう。
こちらは天然真鴨の鴨すきセット。しっかりと脂がのった鴨と葱の相性は間違いありません。始めからカットされているので調理が楽そうです。
こちらは天草の天然車海老。車海老は贈答品でも養殖物ばかりですが、「天然」というのがすごいです。まさにプレミアムな一品。
このように商品の写真はもちろん、生産地の風景や作業風景の写真を交えながら詳しく商品の魅力が解説されています。
ぱっと写真だけ見た感じではどんな商品なのかわからない食材も、記事を読むと「なるほど、そういうこだわりがあるのか」と新しい発見が。これまで興味がなかった食材でも「食べてみたいな」と思えてきます。
続く美味探々も見開き1ページを使って商品のこだわりを紹介。
時間をかけて丁寧に仕上げた国産フカヒレで作った姿煮。実際に作るとなると大変手間暇のかかる料理ですが、温めるだけで食べられるようになっています。
こちらは鹿児島の黒豚セット。なんとサツマイモを食べて育った黒豚だそう。独特の甘みがあるそうです。どんな味だか気になりますね。
このようにその地にしかない、特別感のある食材が掲載されています。
次は美味逸品。こちらは半ページで1つの商品を紹介しています。伝統製法で作られた秘伝の味から素材にこだわった贅沢な食材まで、贈り物にふさわしいグルメがたくさん。
厳選素材で作られた調味料もあります。
そして最後が道具厳選。
中々自分では買わないようなこだわりを感じる調理器具が紹介されています。
使いやすさにこだわった専門的な調理道具。料理好きの方には嬉しいですね。
他にはないタイプのカタログギフト
ダンチュウカタログギフトCCコースの商品数は約37点。正直、非常に少ない商品数です。かなり厳選されています。
ただ中身は充実。
全国各地の知られざるグルメにフォーカスしているので、本当に知らないものばかり。
普通のグルメカタログギフトでは定番の有名ホテルのスープや老舗料亭の佃煮などはありません。
ありきたりのグルメカタログギフトとは全然違うなと実感しました。
どちらかというと家族向け
ダンチュウカタログギフトCCコースに掲載されている厳選された商品はどれも「みんなで食べたい」ごちそうばかり。
先ほどご紹介した天然真鴨の鴨すきセットや、ぐじの塩釜焼など普段の食卓ではなく特別な日に食べたいアイテムが揃っています。家族や友人を囲んでみんなで食べればごちそうがより美味しくなりますよね。
ただひとつ思うのは、少人数の世帯には向いていない商品が多いということ。
16000円相当のグルメカタログギフトともなると、一般的には単身者や少人数、高齢世帯にも選びやすいよう工夫したプランが増えます。
一般的な16000円相当のグルメカタログギフト
- 1度の注文で複数回届く頒布会プランがある
- 指定されたカテゴリの中から複数選べるプランがある
少人数の世帯ではこういうプランが助かるんです、実際。
でもダンチュウグルメギフトカタログにはそういったプランがありません。だから贈る相手によっては少々選ぶのが難しいカタログギフトとも言えます。
冷凍保存がきく食材も多いので、少しずつ食べられる食材を選んでもらえればこだわりの美味を楽しめるかなと思います。
ダンチュウグルメギフトカタログCCコースの良かった点・残念だった点
ここでダンチュウグルメギフトカタログを実際に頂いて良かったと感じた点、残念だったと感じた点をまとめました。
まずは良かった点から。
ココが良かった!
- なんといっても表紙がめでたい
- 贈り主の個性が光る
- 有効期限が長い(8か月)のでじっくり選べる
- 商品説明が丁寧で読んでいて楽しい
- 賞味期限や配送方法が一目瞭然でわかりやすい
カタログギフトは外見や中身も重要ですが、それ以上に贈る側の個性が出るもの。とにかく無難な物を贈りたいという気持ちが伝わってくるカタログギフトもありますが、ダンチュウグルメギフトカタログは違います。
食べる事が大好きなあの人らしい、その「らしさ」が伝わります。
また、美味しい物を食べてほしいという「真心」が伝わります。
贈り物だからこそ、気持ちがきちんと伝わるという点は重視したいですね。
では残念だった点(デメリット)も見ていきましょう。
ココが残念!
- 単身者や少人数世帯向けの商品が少ない
- 全体的に商品の数が少ない
- スイーツはとても少ない
- 高級食材に特化しているのでコスパは微妙
15000円相当ともなると、どうしてもその価格に見合ったスイーツというのは少なくなってしまいますね。これはダンチュウグルメギフトカタログに限ったことではありません。
コスパについては日本各地の美味を自分で探して取り寄せる手間を考えると悪くないのですが、どれも高級なものばかりなので質より量を求める方には微妙かなと感じました。
ダンチュウグルメギフトカタログCCコースはまさに内祝いにピッタリ
ダンチュウグルメギフトカタログCCコースを実際に頂いて思ったこと。
それは「結婚内祝いにぴったり」ということ。
新郎新婦の喜びが伝わってきそうな真っ赤な鯛の表紙。
これは結婚式での引出物と同様、「結婚の記念に一生使える物を贈る」という気持ちが込められている気がしました。
もちろん食べ物だから一生使える物ではありません。ですが一生の思い出に残る美味が体験できます。
有効期限は長いので商品はじっくり選ぼうと思います。
楽天市場でも買えます
\おしゃれなカタログギフトなら/